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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


5.3 ビジネスプロセスの事前キャッシュ機能

事前キャッシュ機能を使用すると,ビジネスプロセスでリクエストを処理する前に,フォーマット定義および変換定義の解析とHCSCサーバ上への解析結果のキャッシュができます。キャッシュした定義は,HCSCサーバまたはコンポーネントを停止するまで保持されるため,リクエスト処理速度の向上が図れます。

事前キャッシュ機能を利用するには,cscprecacheコマンドを使用します。cscprecacheコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscprecache(フォーマット定義およびデータ変換定義の事前キャッシュ)」を参照してください。