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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


2.15.9 HTTPボディの圧縮/解凍

通信データ量が多い場合,送受信するHTTPボディのデータを圧縮/解凍することで,トラフィック量を減らすことができます。

HTTPメッセージの送受信時にHTTPボディを圧縮/解凍するかどうかは,HTTPアダプタ定義ファイルのadphttp.protocol. encoding-typeプロパティで設定できます。

このプロパティにgzipを指定した場合,HTTPボディのデータがgzip形式でエンコード/デコードして送受信されます。

HTTPアダプタ定義ファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.10.1 HTTPアダプタ定義ファイル」を参照してください。

HTTPボディの圧縮/解凍の例として,ファイル連携でadphttp.protocol.encoding-typeプロパティにgzipを指定した場合の処理の流れを次の図に示します。

図2‒150 HTTPボディの圧縮/解凍の例

[図データ]