Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


connectClientIDtoCurrentThread

クラス名:Management

機能

クライアント識別子を現在のスレッドに関連づけます。

構文
public static void connectClientIDtoCurrentThread (
     com.cosminexus.cws.management.ClientID key
)
引数
表13‒23 connectClientIDtoCurrentThreadメソッドの引数

仮引数名

名称

in/out

説明

key

クライアント識別子

in

initializeClientメソッドの戻り値として取得したクライアント識別子を指定します。nullを指定した場合は何もしないで終了します。

戻り値

ありません。

注意事項
  • クライアントをサーブレットおよびJSPで実装する場合,サーブレットではHttpServletクラスのHTTPリクエストに対応するハンドラメソッド(doGetメソッドやdoPostメソッドなど)の最初で,JSPの場合はボディ部分の最初でこのメソッドを呼び出してください。

  • クライアントをEJBで実装する場合,このメソッドをEnterpriseBeanクラス内のサービスメソッドの最初で呼び出してください。

  • このメソッドを呼び出さなかった場合は,同じJ2EEサーバ上で動作するほかのクライアントでdisconnectClientIDtoCurrentThreadメソッドが呼び出されていないと,実行時オプションやトレース出力先が不定となります。

  • このメソッドを呼び出さなかった場合で,SOAPクライアント識別子と現在のスレッドの関連づけがされていないとき(初回実行時など)は,SOAPエンジンの実行時オプションはすべてデフォルト値で動作します。またトレース出力結果はデフォルトトレースに出力されます。