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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


4.2 既存のJavaクラスを利用して開発する場合

既存のJavaクラスを利用して,RPC形態のSOAPアプリケーションを開発します。開発例の概要と開発の流れを次に示します。

開発例の概要

社員番号,名前,所属,電話番号というユーザ情報を管理し,クライアントからの入力に対して,処理結果を返すSOAPアプリケーションを開発します。

開発例では,サービスクラスとユーザ定義のデータ型クラスは,作成済みのJavaクラスを利用します。また,スタブを生成して,クライアント側の処理を実装します。

開発の流れ
  1. SOAPアプリケーションの設計

  2. サービスデプロイ定義の生成

  3. アーカイブ(WARファイル)の作成

  4. WSDLの生成

  5. スタブの生成

  6. クライアント側の処理の実装

開発の流れに沿って,各ステップの作業について説明します。

〈この節の構成〉