Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド


6.1.2 トレースの出力先

トレースの出力先を次に示します。

表6‒3 トレースの出力先

トレースの種類

出力先

サーバトレース

SOAP通信基盤またはJAX-WSエンジンのサーバ側で出力するトレースと同じファイル上に出力されます。

JAX-WSエンジンの場合,JAX-WS機能の稼働ログにメッセージが,例外ログにスタックトレースが,保守ログに保守情報が出力されます。

クライアントトレース

SOAP通信基盤またはJAX-WSエンジンのクライアント側で出力するトレースと同じファイル上に出力されます。

JAX-WSエンジンの場合,JAX-WS機能の稼働ログにメッセージが,例外ログにスタックトレースが,保守ログに保守情報が出力されます。

コマンドトレース

コマンドトレースは,<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\client\logs\system\ejbcl\WSに,次のファイル名で出力されます。

  • 共通鍵生成コマンドの場合

    CWSSCreateSecretKey-n.log (n:1〜2)

  • 定義ファイル構文チェックコマンドの場合

    CWSSConfCheck-n.log (n:1〜2)

SOAP通信基盤のトレース出力先とモードについては,マニュアル「アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」を参照してください。JAX-WSエンジンのトレース出力先と動作定義ファイルについてはマニュアル「アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド」を参照してください。