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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド


5.1 インタフェースおよびクラスの一覧

Webサービスセキュリティ機能を使用する場合,SOAPアプリケーション開発支援機能またはJAX-WS機能のどちらを使用してWebサービスを開発するかによって,使用できるAPIが異なります。Webサービスセキュリティ機能が提供するインタフェースおよびクラスの一覧を次に示します。

表5‒1 提供するインタフェースおよびクラスの一覧

インタフェース名およびクラス名

説明

サポート状況

SOAPアプリケーション

開発支援機能

JAX-WS機能

WSSElementProxyBuilder

セキュリティ項目操作クラスのビルダクラス

×※1

WSSElementProxyFactory

セキュリティ項目操作クラスのファクトリクラス

×※2

WSSElementProxy

セキュリティ項目操作クラス

WSSConstants

定数定義インタフェース

×

WSSUsernameToken

UsernameToken要素の操作クラス

WSSUsernameToken.PasswordType

UsernameToken要素のパスワード種別を示す列挙定数

WSSException

例外情報を保持するクラス

(凡例)

○:使用できます。

×:使用できません。

注※1

使用した場合,コンパイルは正常に終了しますが,実行時にエラーが発生します。

注※2

使用した場合,コンパイル時にエラーが発生します。

なお,これらのAPIを使用してSOAP通信基盤上またはJAX-WSエンジン上で動作するWebサービスまたはWebサービスクライアントを開発する場合は,クラスパスに<Application Serverのインストールディレクトリ>/wss/lib/cwssec.jarを追加してコンパイルする必要があります。