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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド


3.9.4 クライアント側がEJBアプリケーションの場合の実装手順

Webサービスセキュリティ機能をクライアント側のEJBアプリケーションに実装する手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) デプロイ定義ファイルを組み込む

開発ステップ「(g)クライアントスタブの生成」で,Webサービスセキュリティ機能が提供するクライアント用のデプロイ定義ファイル(client-config.xml)を,クライアント側EJB-JARファイルのルートディレクトリの下に組み込みます。Windowsの場合,Webサービスセキュリティ機能が提供するクライアント用のデプロイ定義ファイルは,サンプルディレクトリの下の,機能ごとのクライアントに格納されています。どのクライアント用のデプロイ定義ファイルも内容は同じです。

次に,格納先の一例を示します。

<Application Serverのインストールディレクトリ>/wss/samples/c4web/ の下
usernameToken/rpc/client/WEB-INF/classes

(2) 定義ファイルを格納する

サンプルファイルを基に作成したWebサービスセキュリティ機能定義ファイル,およびWebサービスセキュリティ方針定義ファイルを,参照ライブラリに設定したディレクトリの下に格納します。

なお,Webサービスセキュリティ機能定義ファイルとWebサービスセキュリティ方針定義ファイルについては,構文チェック用のコマンドを使用して,構文に誤りがないことを事前に確認してください。構文チェック用のコマンドの使い方については,「4.1.2 定義ファイル構文チェックコマンド(CWSSConfCheck)」を参照してください。