付録L.1 Developerが提供する機能を使用しないJ2EEアプリケーションの開発の概要
Developerが提供する機能を使用しないJ2EEアプリケーションの開発環境,およびJ2EEアプリケーション開発の流れを説明します。
(1) Developerが提供する機能を使用しない場合の開発環境
アプリケーションサーバで動作するJ2EEアプリケーションは,Developerが提供する機能を使用しないで開発することもできます。J2EEアプリケーションを開発するときに必要な環境を,次の表に示します。
(2) J2EEアプリケーション開発の流れ(Developerが提供する機能を使用しない場合)
Developerが提供する機能を使用しない場合のJ2EEアプリケーション開発の流れは,J2EEアプリケーションの形式によって異なります。J2EEアプリケーションの形式ごとに開発の流れを説明します。
なお,J2EEアプリケーションからほかのJ2EEアプリケーションに含まれるEnterprise Beanや,ほかのJ2EEサーバ上で動作するEnterprise Beanを呼び出す場合には,「付録L.6 RMI-IIOPスタブの用意」も参照してください。
(a) 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ
展開ディレクトリ形式の場合のJ2EEアプリケーション開発の流れを次の図に示します。
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アプリケーションディレクトリの作成
展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを開発する場合,決められたディレクトリ構成を準備する必要があります。展開ディレクトリ形式のアプリケーションディレクトリを作成します。詳細は,「付録L.2 アプリケーションディレクトリの作成(展開ディレクトリ)」を参照してください。
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プログラムの作成
任意のエディタを使用して,プログラムを作成します。
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プログラムのコンパイル
javacコマンドを使用して,プログラムをコンパイルします。詳細は,「付録L.3 Javaプログラムのコンパイル(javacコマンド)」を参照してください。
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実行環境への配布
作成したプログラムを実行環境へ配布します。詳細は,「付録L.5 実行環境への配布」を参照してください。
(b) アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ
アーカイブ形式の場合のJ2EEアプリケーション開発の流れを次の図に示します。
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プログラムの作成
任意のエディタを使用して,プログラムを作成します。
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プログラムのコンパイル
javacコマンドを使用して,プログラムをコンパイルします。詳細は,「付録L.3 Javaプログラムのコンパイル(javacコマンド)」を参照してください。
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アーカイブの作成
jarコマンドを使用して,WARファイル,EJB-JARファイル,EARファイルを作成します。詳細は,「付録L.4 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションの作成」を参照してください。
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実行環境への配布
作成したプログラムを実行環境へ配布します。詳細は,「付録L.5 実行環境への配布」を参照してください。