Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus HTTP Server


4.2.9 プロキシトレースの採取

プロキシトレースとは,リバースプロキシ機能を使用している場合に採取される,次のトレースのことです。

HWSRequestLogディレクティブが指定されている場合,かつHWSRequestLogTypeディレクティブでproxyを指定した場合に有効となります。バックエンドサーバへリクエストを転送する場合に,処理状況の把握に有用です。

〈この項の構成〉

(1) トレースフォーマット

プロキシトレースの出力項目は次のとおりです。

なお,以降の記述で「サーバプロセスID」となっている部分はUNIX版でprefork MPMを使用している場合のフォーマットであり,UNIX版のworker MPMでは「サーバプロセスID:サーバスレッドID」,Windows版の場合「サーバスレッドID」です。

(凡例)

△:空白

(出力例)
[Thu Aug 29 11:03:58.639 2013] (21999) (192.168.0.33/250/0x0000000000000001) proxy 192.168.1.5:80 : connect
[Thu Aug 29 11:03:58.639 2013] (21999) (192.168.0.33/250/0x0000000000000001) proxy 192.168.1.5:80 : connect(O)
[Thu Aug 29 11:03:58.639 2013] (21999) (192.168.0.33/250/0x0000000000000001) proxy 192.168.1.5:80 : req send(CL)(4096)
[Thu Aug 29 11:03:58.682 2013] (21999) (192.168.0.33/250/0x0000000000000001) proxy 192.168.1.5:80 : res recv