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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus HTTP Server


4.2.8 I/Oフィルタトレースの採取

I/Oフィルタトレースとは,モジュールが実装している入出力フィルタ関数の実行時に採取されるトレースのことです。

HWSRequestLogディレクティブが指定されていた場合,かつHWSRequestLogTypeディレクティブでfilterが指定された場合に有効となります。モジュール内のフィルタで発生した障害を切り分ける場合などに有用です。ただし,出力量が多いため,デバッグ目的以外では使用しないでください。

〈この項の構成〉

(1) トレースフォーマット

I/Oフィルタトレースの出力項目は次のとおりです。

なお,以降の記述で「サーバプロセスID」となっている部分はUNIX版でprefork MPMを使用している場合のフォーマットであり,UNIX版のworker MPMでは「サーバプロセスID:サーバスレッドID」,Windows版の場合「サーバスレッドID」です。

(凡例)

△:空白

注※ 出力フィルタの場合は,「out-filter」になります。

(出力例)
[Tue Nov 21 15:18:40 2006] (1716) hws : in-filter --> (core_in[60])
[Tue Nov 21 15:18:40 2006] (1716) hws : in-filter <-- (core_in[60])(0)