4.1.13 Connector属性ファイルのテンプレートファイル
DB Connector，TP1インバウンドアダプタ，およびCJMSプロバイダのリソースアダプタのプロパティを新規に設定する場合，Component Containerが提供しているテンプレートファイルが利用できます。
このテンプレートファイルを使用すると，DB Connectorをインポートする前に，Connector属性ファイルを編集しておくことができます。テンプレートファイルはコピーして使用してください。テンプレートファイルはxmlファイル形式です。
なお，すでにプロパティが設定されているDB Connector，TP1インバウンドアダプタ，およびCJMSプロバイダのリソースアダプタのプロパティを変更する場合は，テンプレートファイルは使用しないでください。インポートしたDB Connector，TP1インバウンドアダプタ，およびCJMSプロバイダのリソースアダプタのConnector属性を取得して，Connector属性ファイルを編集してください。
ここでは，DB Connector，TP1インバウンドアダプタ，およびCJMSプロバイダのリソースアダプタのテンプレートファイルの格納先と，テンプレートファイルについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) DB Connectorのテンプレートファイル
- ファイルの格納先
-
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\templates\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/templates/
-
- テンプレートファイル
-
Component Containerが提供しているDB Connectorのテンプレートファイルを次に示します。
表4‒15 DB Connectorのテンプレートファイル一覧 テンプレートファイル名
説明
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_cfg.xml
HiRDB Type4 JDBC Driver用DB ConnectorのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（ローカルトランザクション用）。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_cfg.xml
HiRDB Type4 JDBC Driver用DB ConnectorのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（グローバルトランザクション用）。
DBConnector_Oracle_CP_cfg.xml
Oracle JDBC Thin Driver用DB ConnectorのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（ローカルトランザクション用）。
DBConnector_Oracle_XA_cfg.xml
Oracle JDBC Thin Driver用DB ConnectorのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（グローバルトランザクション用）。
DBConnector_SQLServer_CP_cfg.xml
SQL Server JDBC Driver用DB ConnectorのConnector属性のテンプレートファイル（ローカルトランザクション用）。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM_cfg.xml
HiRDB Type4 JDBC Driver用DB Connector for Reliable MessagingのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（ローカルトランザクション用）。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM_cfg.xml
HiRDB Type4 JDBC Driver用DB Connector for Reliable MessagingのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（グローバルトランザクション用）。
DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM_cfg.xml
Oracle JDBC Thin Driver用DB Connector for Reliable MessagingのConnector属性ファイルのテンプレートファイル（ローカルトランザクション用）。
DBConnector_Oracle_XA_Cosminexus_RM_cfg.xml
Oracle JDBC Thin Driver用DB Connector for Reliable MessagingのConnector属性のテンプレートファイル（グローバルトランザクション用）。
(2) TP1インバウンドアダプタのテンプレートファイル
- ファイルの格納先
-
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\admin\templates\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/templates/
-
- テンプレートファイル
-
Component Containerが提供しているTP1インバウンドアダプタのテンプレートファイルを次に示します。
表4‒16 TP1インバウンドアダプタのテンプレートファイル一覧 テンプレートファイル名
説明
TP1InboundAdapter_cfg.xml
TP1インバウンドアダプタのConnector属性ファイルのテンプレートファイル。
(3) CJMSプロバイダのリソースアダプタのテンプレートファイル
- ファイルの格納先
-
-
Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\cjmsp\lib\templates\
-
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/cjmsp/lib/templates/
-
- テンプレートファイル
-
Component Containerが提供しているCJMSプロバイダのリソースアダプタのテンプレートファイルを次に示します。
表4‒17 CJMSプロバイダのリソースアダプタのテンプレートファイル一覧 テンプレートファイル名
説明
Cosminexus_JMS_Provider_RA_cfg.xml
Cosminexus_JMS_Provider_RA用の属性ファイルのテンプレートファイル。
(4) 注意事項
テンプレートファイルで提供している属性ファイルをサーバ管理コマンド以外の方法で使用する場合，DOCTYPE宣言内のURLの指定を，使用している環境に合わせて書き直す必要があります。
- 例
-
- 変更前
-
C:/Program%20Files/Hitachi/Cosminexus
- 変更後
-
<Application Serverのインストールディレクトリ>