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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)


4.1.12 <property>タグに指定できるプロパティ

<property>タグに指定できる値について説明します。

表4‒14 <property>タグに設定する情報一覧

property-name

property-type

property-value

指定可能値

デフォルト

バージョン

ConnectionPoolAdjustmentInterval

int

コネクション数調節機能の動作間隔を整数(単位:秒)で指定します。

0を指定した場合は動作しません。

0〜2147483647の整数で指定します。

600

06-70

ConnectionTimeout

int

コネクション解放までのタイムアウト値を整数(単位:秒)で指定します。

コネクションの最終利用時刻からタイムアウト判定までの時間が指定値を超えるとコネクションスイーパによる削除対象になります。0を指定した場合はタイムアウトしません。

3600以上の値を設定することを推奨しています。

0〜2147483647の整数で指定します。

0

06-50

LogEnabled

boolean

LogWriterによるログ出力をするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

LogWriterによるログ出力をします。

falseを指定した場合:

LogWriterによるログ出力をしません。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

05-05

MaxPoolSize

「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」−「3.14.1

int

プール内のコネクションの最大数を指定します。なお,-1を指定した場合は無制限となります。

指定できる値(整数)を次に示します。

  • -1

  • 0〜2147483647

10

05-05

MaxTPoolSize

int

スレッドプールで同時に実行される最大スレッド数を整数で指定します。

ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。

1〜2147483647の整数で指定します。

10

07-50

MinPoolSize

「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」−「3.14.1

int

プール内のコネクションの最小数を指定します。

0〜2147483647の整数で指定します。

10

05-05

MinTPoolSize

int

スレッドプールに存在する最小スレッド数を整数で指定します。

ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。

0〜1024の整数で指定します。

0

07-50

NetworkFailureTimeout

boolean

ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にします。

falseを指定した場合:

ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを無効にします。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

07-00

Password

String

パスワード。

<property-value>タグに値が設定されている場合は,セキュリティ上の理由で表示されません。変更する場合は,<property-value>タグを追加して,変更後の値を設定してください。

cjgetresprop,cjgetrarprop実行時に,<property-name>タグに「User」または「Password」が設定されている場合,タグは次のように表示されます。

値が設定されている場合:

コメントタグ<!-- The property-value has already been set. -->

値が設定されていない場合:

空タグ<>

入力は制限されません。

なし

05-05

RequestQueueEnable

boolean

コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列を有効にするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を有効にします。

falseを指定した場合:

コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を無効にします。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

06-50

RequestQueueTimeout

int

コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列のとどまることのできる時間の最大値を整数(単位:秒)で指定します。

0を指定した場合,待ち行列で無制限に待ち続けます。

0〜2147483647の整数で指定します。

30

06-50

RetryCount

int

コネクション取得リトライ回数を整数(単位:回)で指定します。

0〜2147483647の整数で指定します。

0

05-05

RetryInterval

int

コネクション取得リトライ間隔を整数(単位:秒)で指定します。

RetryCountが1以上の場合に有効です。

1〜2147483647の整数で指定します。

10

05-05

SweeperInterval

int

コネクションスイーパ動作時間間隔を整数(単位:秒)で指定します。

指定した間隔でコネクションスイーパが動作して,タイムアウトしたコネクションを削除します。0を指定した場合は動作しません。

3600以上の値を設定することを推奨しています。

0〜2147483647の整数で指定します。

0

06-50

TPoolKeepalive

int

スレッドプールのスレッド解放までのタイムアウト値(秒)を整数で指定します。

ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。

1〜2147483647の整数で指定します。

300

07-50

User

String

ユーザ名。

<property-value>タグに値が設定されている場合は,セキュリティ上の理由で表示されません。変更する場合は,<property-value>タグを追加して,変更後の値を設定してください。

cjgetresprop,cjgetrarprop実行時に,<property-name>タグに「User」または「Password」が設定されている場合,タグは次のように表示されます。

値が設定されている場合:

コメントタグ<!-- The property-value has already been set. -->

値が設定されていない場合:

空タグ<>

入力は制限されません。

なし

05-05

ValidationInterval

int

コネクションチェック間隔を整数(単位:秒)で指定します。

1〜2147483647の整数で指定します

3600

05-05

ValidationType

「機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」−「3.15.1

int

コネクションチェック契機。指定可能な値は次のとおりです。

  • 0:コネクションチェック機能オフ

  • 1:コネクション取得時にチェック

  • 2:一定間隔でチェック

指定できる値(整数)を次に示します。

  • 0

  • 1

  • 2

1

05-05

Warmup

boolean

コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にします。

falseを指定した場合:

コネクションプールのウォーミングアップ機能を無効にします。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

07-00

WatchEnabled

boolean

コネクションプール監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

有効にします。

falseを指定した場合:

無効にします。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

06-50

WatchInterval

int

コネクションプール監視間隔を整数(単位:秒)で指定します。

1〜2147483647の整数で指定します。

30

06-50

WatchThreshold

int

コネクションプール使用状態を監視するしきい値を整数(単位:%)で指定します。

1〜100の整数で指定します。

80

06-50

WatchWriteFileEnabled

boolean

コネクションプール監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。

trueを指定した場合:

ファイル出力します。

falseを指定した場合:

ファイル出力しません。

指定できる文字列を次に示します。

  • true

  • false

true

06-50

(凡例)−:設定なし

注※ ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。