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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


snapshotlog(snapshotログの収集)

〈このページの構成〉

形式

snapshotlog <出力ファイル名> [<snapshotログ収集対象定義ファイル名>]

機能

snapshotログを収集します。snapshotログは,業務システムにトラブルが発生した場合に,調査用資料として利用できます。このコマンドは,Management Serverを利用しないで運用している場合も実行できます。また,定義送付資料の収集に使用します。

snapshotログ情報については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「2.3.3 snapshotログの収集」を参照してください。

引数

<出力ファイル名>

収集したsnapshotログを出力するZIPファイルを指定します。

ファイル名だけを指定した場合は,カレントディレクトリ下に指定したファイル名でZIPファイルが作成されます。

フルパスで指定した場合は,指定したディレクトリ下に指定した名前でZIPファイルが作成されます。

拡張子に「.zip」以外を指定した場合も,ZIP形式で出力されます。

<snapshotログ収集対象定義ファイル名>

snapshotログ収集対象定義ファイルをフルパスで指定します。省略した場合,次のファイルに定義されたファイルが収集対象になります。空白を含む場合は,""(ダブルクォーテーション)で囲みます。

  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\snapshotlog.conf

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/manager/config/snapshotlog.conf

なお,snapshotログ収集対象定義ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「10.2.1 snapshotログ収集対象定義ファイル」を参照してください。

入力例

カレントディレクトリに出力する場合
snapshotlog snapshot.zip
指定したディレクトリに出力する場合
  • Windowsの場合

  snapshotlog c:\tmp\snapshot.zip
  • UNIXの場合

  snapshotlog /tmp/snapshot.zip
snapshotログ収集対象定義ファイル名を指定した場合
  • Windowsの場合

  snapshotlog snapshot.zip c:\temp\snapshotlog.conf
  • UNIXの場合

  snapshotlog snapshot.zip /temp/snapshotlog.conf
定義資料を指定したディレクトリに出力する場合
  • Windowsの場合

  snapshotlog c:\tmp\snapshot.zip <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\snapshotlog.param.conf
  • UNIXの場合

  snapshotlog /tmp/snapshot.zip /opt/Cosminexus/manager/config/snapshotlog.param.conf

戻り値

0:

正常終了しました。

1:

実行時エラーが発生しました。

2:

シンタックスエラーが発生しました。