Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


7.3.4 start

指定した論理サーバ,J2EEアプリケーション,J2EEリソースを起動します。

サブコマンドstartに指定できる引数を次に示します。

表7‒5 サブコマンドstartに指定できる引数

引数

説明

ターゲット指定

論理サーバ

ホスト

allServers

運用管理ドメインに定義された論理サーバを定義された起動順序で起動します。

server

"-t"オプションで指定された論理サーバを起動します。

app <displayName>

"-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJ2EEアプリケーションを開始します。

resAdapter <displayName>

"-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJ2EEリソースアダプタを開始します。

resJavaBeans

"-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJavaBeansリソースを開始します。

(凡例)

○:指定できます。

−:指定できません。

注※

<displayName>は,J2EEアプリケーション,J2EEリソースまたはJavaBeansリソースの表示名(displayName)を示します。

startでは,次の2種類の操作を実行できます。

注意事項
  • start/stopサブコマンドを実行した直後に,同一論理サーバに対して同様の処理を実行する場合には,まず-sオプションを指定してstart/stopを実行し,その処理の完了を待ってから次のコマンドを実行してください。

  • listサブコマンドで取得されるステータスは,start,stopなどの他のサブコマンドの処理の実行状態に関係なく,呼び出し時点での情報を返します。そのため,startコマンドによる起動処理が完了する前に"working"のステータスを返したり,stopコマンドによる停止処理が完了する前に"stopped"のステータスを返したりすることがあります。