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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.8.22 稼働情報監視で使用する通信の設定(J2EEサーバ)

[通信の設定]画面を次の図に示します。

図10‒37 [通信の設定]画面(J2EEサーバ)

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

稼働情報監視時,Management Serverが接続するJ2EEサーバ側の通信に関する情報を設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. 次のどちらか一方の操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

  3. [運用管理]タブをクリックします。

  4. [通信]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. ポート番号やホストを固定するかどうかなどを指定します。

  2. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

RMIレジストリの設定
ポート番号

J2EEサーバが使用するRMIレジストリのポート番号(usrconf.propertiesファイルのejbserver.rmi.naming.portキー)を1〜65535の整数で指定します。デフォルトは,「23152」です。

ホストの固定

マルチホームドホスト環境で,J2EEサーバが使用する,RMIレジストリやMBeanサーバのホスト名称またはIPアドレス(usrconf.propertiesファイルのejbserver.rmi.naming.hostキー)を指定します。デフォルトは,「しない」です。

  • する

    「運用管理ドメインの構成定義」で定義したホストのネットワーク参照ができるホスト名またはIPアドレスが設定されます。

  • しない

    ホスト名またはIPアドレスを設定しません。

  • ループバックアドレス

    ループバックアドレス(localhost)を設定します。

通信ポート番号

稼働情報取得時のリクエスト受付ポート番号(usrconf.propertiesファイルのejbserver.rmi.remote.listener.portキー)を指定します。「自動」を選択,または入力フィールドを選択して値を入力します。指定できる値は,1〜65535の整数です。「自動」を指定した場合は,空いているポート番号から自動的に割り当てられます。デフォルトは,「自動」です。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。