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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


10.8.21 稼働情報監視で発行するイベントの設定(J2EEサーバ)

[イベントの設定]画面を次の図に示します。

図10‒36 [イベントの設定]画面(J2EEサーバ)

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 機能概要

J2EEサーバの稼働情報監視で発行するイベントに関する情報を設定します。

(2) 表示手順

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。

  2. 次のどちらか一方の操作をします。

    J2EEサーバの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

    J2EEサーバクラスタの場合

    [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。

  3. [運用管理]タブをクリックします。

  4. [イベント]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. イベントの発行対象とする稼働情報を監視するかどうかや,監視する間隔などを指定します。

  2. [適用]ボタンをクリックします。

    指定した情報が反映されます。

    エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

稼働情報しきい値イベントの設定
FullGC回数
  • 監視

    FullGCの発生回数を監視して,しきい値を超えた場合にメッセージを出力するかどうか(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「する」です。

    「する」を指定した場合は,FullGCの発生回数を監視します。

    「しない」を指定した場合は,FullGCの発生回数を監視しません。

  • 監視間隔

    FullGCの発生回数のしきい値を監視する間隔(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.intervalキー)を1〜2147483647の整数で指定します。単位は「秒」です。「監視」に「する」を指定した場合,この指定が有効になります。デフォルトは,「600秒」です。

  • しきい値

    監視間隔内で監視対象とするFullGCの発生回数のしきい値(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.thresholdキー)を1〜2147483647の整数で指定します。「監視」に「する」を指定した場合,この指定が有効になります。デフォルトは,「10回」です。

[適用]ボタン

指定した情報を反映します。

[リセット]ボタン

指定した情報をリセットします。