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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


4.7 JNDI名前空間に登録されるリソースアダプタ名の参照と変更

JNDI名前空間に登録されるリソースアダプタ名を変更します。

リソースアダプタ名には別名も付けられます。別名を付けることで,JNDI名前空間から任意の名前でリソースアダプタを参照できるようになります。なお,この機能をユーザ指定名前空間機能といいます。

リソースアダプタのJNDI名前空間については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2.3 JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ」を参照してください。ユーザ指定名前空間機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2.6 Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)」を参照してください。

別名は,Connector属性ファイルの<resource-external-property>タグで追加できます。ただし,JMSインタフェースを使用するリソースアダプタには,別名は付与できません。

Connector属性ファイルの<resource-external-property>タグの編集については,使用するリソースアダプタの種類に応じて,「4.2.2 DB Connectorのプロパティ定義」,「4.3.2 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.0の場合)」または「4.3.3 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.5の場合)」の別名情報の設定を参照してください。

注意事項

開始状態のJ2EEアプリケーションがある場合,別名を設定しているリソースアダプタの停止および削除はできません。J2EEサーバで開始されているすべてのJ2EEアプリケーションを停止させてください。