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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


4.3.2 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.0の場合)

Connector 1.0の仕様に準拠するリソースアダプタのプロパティを定義します。リソースアダプタのプロパティ定義は,J2EEリソースアダプタをデプロイしたあとでも実行できます。なお,設定済みのリソースアダプタのプロパティを変更する場合は,該当するリソースアダプタを停止した状態で実行してください。

プロパティの設定手順の概要については,「3.5 属性ファイルによるプロパティの設定」を参照してください。次にリソースアダプタのプロパティ定義について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 編集する属性ファイル

Connector属性ファイル

(2) 編集する属性ファイルの取得と属性の設定

(3) 編集する属性設定項目

リソースアダプタのプロパティ設定項目を次に示します。

(a) リソースアダプタの一般情報

リソースアダプタの一般情報(<outbound-resourceadapter>タグ)の設定項目を次に示します。

項目

必須

対応するタグ

トランザクションサポートのレベル

<transaction-support>

再認証のサポート有無

<reauthentication-support>

(凡例) ○:必須

プロパティの設定項目については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.1 Connector属性ファイルの指定内容」を参照してください。

(b) コンフィグレーションプロパティ

リソースアダプタのコンフィグレーションプロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <config-property>タグ)の設定項目を次に示します。

項目

対応するタグ

コンフィグレーションプロパティ名

<config-property-name>

コンフィグレーションプロパティのデータ型

<config-property-type>

コンフィグレーションプロパティの値

<config-property-value>

定義するコンフィグレーションプロパティの数だけ上記の設定を繰り返してください。

定義するコンフィグレーションプロパティ名(<config-property-name>)については,「4.2.2 DB Connectorのプロパティ定義」を参照してください。

(c) 実行時プロパティ

リソースアダプタの実行時プロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <connector-runtime>タグ)の設定項目を次に示します。

項目

対応するタグ

プロパティ名

<property-name>

プロパティのデータ型

<property-type>

プロパティの値

<property-value>

定義するプロパティの数だけ,上記の設定を繰り返してください。

定義する実行時プロパティ名(<property-name>)およびコネクションプールの動作と注意事項については,「4.2.2 DB Connectorのプロパティ定義」を参照してください。

(d) 別名情報

リソースアダプタの別名情報(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <connector-runtime> - <resource-external-property>タグ)の設定項目を次に示します。

項目

必須

対応するタグ

リソースの別名

<optional-name>

リソース認証方式

<res-auth>

リソース共有の有無

<res-sharing-scope>

(凡例) ○:必須 △:任意

プロパティの設定項目については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.1 Connector属性ファイルの指定内容」を参照してください。

リソースアダプタの別名の使用法については,「4.7 JNDI名前空間に登録されるリソースアダプタ名の参照と変更」を参照してください。