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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


3.3.2 サーバ管理コマンドのカスタマイズで設定できる主な項目

サーバ管理コマンドのカスタマイズでユーザ定義ファイルを編集して設定できる項目のうち,主な項目とその項目を設定するユーザ定義ファイルおよびキーを次の表に示します。キーの詳細,およびここで説明していないキーについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「5. サーバ管理コマンドで使用するファイル」を参照してください。

表3‒2 サーバ管理コマンドのカスタマイズで設定できる主な項目

分類

項目

設定ファイル

設定方法

JavaVM

JavaVMのヒープサイズ

usrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)

add.jvm.argキーに,JavaVMのヒープサイズを指定します。

スマートエージェント

usrconf.properties

vbroker.agent.portキーに,サーバ管理コマンドが使用するスマートエージェントのポート番号を指定します。

ログ

TPBrokerのトレースファイル

usrconf.properties

vbroker.orb.htc.tracePathキーに,TPBrokerのトレースファイル出力先のパスを指定します。

サーバ管理コマンドのログ

  • usrconf.bat(Windowsの場合),またはusrconf(UNIXの場合)

  • usrconf.properties

サーバ管理コマンドのログは,ログの出力先,ログレベルを変更できます。

詳細は,「3.4 サーバ管理コマンドのログ取得の設定」を参照してください。

(凡例)−:該当しません。

注 ネーミング管理の機能を使用する場合にもサーバ管理コマンドのカスタマイズが必要です。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2.3.5 実行環境での設定」を参照してください。