Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


2.1 サーバ管理コマンドの機能

アプリケーション設定操作では,インタフェースとしてサーバ管理コマンドを提供しています。サーバ管理コマンドは,J2EEサーバで動作するリソースやJ2EEアプリケーションを設定,および管理するためのコマンド群です。

アプリケーション設定操作で使用するサーバ管理コマンドの機能を次の表に示します。

表2‒1 サーバ管理コマンドの機能一覧

機能

参照先

リソースアダプタの設定

データベースと接続するための設定

4.2

そのほかのリソースアダプタと接続するための設定

4.3

J2EEアプリケーションに含まれるリソースアダプタの設定

5章

リソースアダプタ以外のJ2EEリソースの設定

JavaBeansリソースの設定

6.2

メールコンフィグレーションの設定

6.3

J2EEアプリケーション(EAR)の作成

7章

J2EEアプリケーションのインポート※1とエクスポート

8章

J2EEアプリケーションのプロパティの設定

9章

J2EEアプリケーションの実行

J2EEアプリケーションの開始と停止

10.2

J2EEアプリケーションの一覧の参照

10.3

J2EEアプリケーションの削除

10.4

J2EEアプリケーションの入れ替え※2

10.5

J2EEアプリケーション名の変更

10.6

RMI-IIOPスタブとインタフェースの取得

10.7

トランザクション一覧の参照

10.8

注※1

次の形式のJ2EEアプリケーションをインポートできます。

  • アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション(EARファイル)

  • 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション(アプリケーションディレクトリ)

注※2

インポート時のJ2EEアプリケーションの形式によって,デプロイしたJ2EEアプリケーションを入れ替える場合,次のように操作が異なります。

  • デプロイしたアーカイブ形式のJ2EEアプリケーションを入れ替える場合,一度J2EEアプリケーションを再起動(停止,入れ替え,開始)する必要があります。

  • 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを入れ替える場合,開始中のJ2EEアプリケーションを再起動(停止,入れ替え,開始)しないで,サーバ管理コマンドを実行して,アプリケーションを入れ替えることができます(リロード機能)。

アプリケーションの入れ替えについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「5.6 J2EEアプリケーションの入れ替え」を参照してください。