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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


付録A.1 システムの起動と停止

システムの要求事項によって,系切り替えの構築に必要なTPBrokerの機能と環境設定項目を決定します。

まず,次の機能を使用するかどうかを決定してください。

また,OTS機能を使用する場合,共有ディスクを使用します。

〈この項の構成〉

(1) ORB機能

スマートエージェントやスマートエージェントに接続するプロセスをクラスタソフトウェア(Windows Server Failover Cluster)で運用する場合は,ORB機能に関する各種IPアドレスを設定する必要があります。詳細については,「付録A.2 ORB機能使用時の設定」を参照してください。

なお,スマートエージェントに接続するプロセスとは,CORBAネーミングサービス,CTMデーモンおよびスマートエージェントを使用するJ2EEサーバのことです。

注※

usrconf.propertiesファイルのvbroker.agent.enableLocatorキーにtrueを指定してJ2EEサーバを起動している場合を指します。

(2) OTS機能

トランザクションサービスはインプロセスで起動してください。