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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


18.6.1 相互系切り替えシステムの起動

ここでは,相互系切り替えシステムを利用する場合のシステムの起動手順について説明します。

相互系切り替えシステムを起動するには,あらかじめManagement Server,および運用管理エージェントを起動しておくことが必要です。Management Server,および運用管理エージェントを起動していない場合には,これらを先に起動しておいてください。

相互系切り替えシステムの起動手順を次に示します。

  1. [スタート]メニューの[コントロールパネル]−[パフォーマンスとメンテナンス]−[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。

    クラスタアドミニストレータが開始されます。

  2. コンソールツリー(左ペイン)でアプリケーションサーバ1のノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。

    アプリケーションサーバ1のノードのクラスタサービスが開始されます。

  3. コンソールツリー(左ペイン)でアプリケーションサーバ2のノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。

    アプリケーションサーバ2のノードのクラスタサービスが開始されます。

  4. コンソールツリー(左ペイン)でリソースグループAを選択して,[ファイル]メニューの[オンラインにする]を選択します。

    実行系(アプリケーションサーバA)がオンラインになります。

  5. コンソールツリー(左ペイン)でリソースグループBを選択して,[ファイル]メニューの[オンラインにする]を選択します。

    実行系(アプリケーションサーバB)がオンラインになります。