7.3.2 データベース監査証跡と連携して取得できる情報
アプリケーションサーバのシステムでは,データベースが提供するデータベース監査証跡の機能と連携できます。この機能をデータベース監査証跡連携機能といいます。この機能によって,次に示すアプリケーションまたはサーバ内からデータベースにアクセスした際に,アプリケーションサーバのシステムが持つ情報をデータベース監査証跡の情報の一部として出力させることができます。
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J2EEアプリケーションまたはJ2EEサーバ内からデータベースにアクセスした際
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バッチアプリケーションまたはバッチサーバ内からデータベースにアクセスした際
データベース監査証跡に出力できるアプリケーションサーバのシステムの情報は,クライアントからのリクエストごとに割り振られるルートアプリケーション情報です。
データベース監査証跡,アプリケーションのユーザログ,および性能解析トレースを組み合わせて,データベースの監査対象のテーブルにアクセスしたリクエストのセッションID,ログイン名を特定できます。