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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


6.5.2 監査ログを自動でアーカイブする流れ

監査ログの面数が切り替わると,面数が切り替わったことを通知するメッセージが,メッセージログに出力されます。JP1などの運用管理プログラムを使用すると,面数が切り替わったことを通知するメッセージログを監視して,自動でアーカイブすることができます。アーカイブする必要があるファイルを次に示します。

表6‒5 アーカイブする必要があるファイル

アーカイブに含める必要があるファイル

パス

監査ログ

<監査ログの出力ディレクトリ>audit[n].log

監査ログのメッセージログ

<監査ログの出力ディレクトリ>\rasmessage[n].log

JP1などの運用管理プログラムを使用して,監査ログを自動でアーカイブする流れを次に示します。

図6‒3 JP1などの運用管理プログラムを使用して監査ログを自動でアーカイブする流れ

[図データ]

  1. 監査ログを出力するファイルの面数が切り替わります。

  2. ファイルの面数が切り替わったことを通知するメッセージログを,アプリケーションサーバが出力します。

  3. JP1などの運用管理プログラムが,メッセージログが出力されたことを検知します。

  4. JP1などの運用管理プログラムが,古い監査ログファイルを取得します。