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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


5.3.7 cosminexus.xmlでの定義

J2EEアプリケーション実行時間の監視機能を使用するための定義は,cosminexus.xmlの<war>タグ内に指定します。

cosminexus.xmlでのJ2EEアプリケーション実行時間の監視機能の定義について次の表に示します。

表5‒11 cosminexus.xmlでのJ2EEアプリケーション実行時間の監視機能の定義

項目

指定するタグ

設定内容

メソッドタイムアウトの時間の設定

EJB単位での設定

<session>,<entity>または<message>タグ下の<ejb-method-observation-timeout>−<method-observation-timeout>タグ

メソッドタイムアウトの時間を指定します。

Webアプリケーション単位での設定

<war>−<servlet>−<method-observation-timeout>タグ,または<war>−<filter>−<method-observation-timeout>タグ

サーブレット内のメソッド共通のメソッドタイムアウトの時間を指定します。

メソッドキャンセルのモードの設定

<cosminexus-app>−<method-observation-recovery-mode>タグ

メソッドキャンセルのモードを指定します。

指定するタグの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2.2 アプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)で指定する各属性の詳細」を参照してください。