Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


8.12.4 EJBクライアントアプリケーションのログの出力モードの設定

EJBクライアントアプリケーションのログの出力方法には,2種類のモードがあります。プロセスごとにログ出力先のサブディレクトリを作成する動作モードのことをサブディレクトリ専有モード,複数のプロセスでログ出力先のサブディレクトリを共有する動作モードのことをサブディレクトリ共有モードといいます。

サブディレクトリ専有モードは06-50よりも前のバージョンとの互換用に使用するモードであるため,EJBクライアントアプリケーションを新たに作成する場合は,サブディレクトリ共有モードの使用をお勧めします。

EJBクライアントアプリケーションのユーザログ機能を使用する場合,またはcjclstartapコマンドでEJBクライアントアプリケーションを実行する場合は,サブディレクトリ共有モードを使用してください。

EJBアプリケーションのログの出力方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.8 EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力」を参照してください。また,EJBアプリケーションのログを出力するサブディレクトリについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「7.6.1 アプリケーションのユーザログの取得」を参照してください。