Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


6.8.2 セッション情報格納テーブルおよび空きレコード情報テーブルの削除

セッション情報格納テーブルは,グローバルセッション情報を格納するテーブルです。空きレコード情報テーブルは,セッション情報格納テーブルの未使用レコードを管理するテーブルです。

セッション情報格納テーブルおよび空きレコード情報テーブルの削除手順について説明します。

  1. テンプレートファイルを任意の場所にコピーします。

    テーブル削除用のSQLファイルとして,テンプレートファイルが用意されています。テンプレートファイルの格納場所を,使用するデータベースごとに次に示します。

    • HiRDBを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所

      Windowsの場合:<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\sfo\sql\hirdb_delete_sessiontbl.sql

      UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/hirdb_delete_sessiontbl.sql

    • Oracleを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所

      Windowsの場合:<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\sfo\sql\oracle_delete_sessiontbl.sql

      UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/oracle_delete_sessiontbl.sql

  2. テンプレートファイルを編集します。

    Webアプリケーションの設定情報に合わせて,テンプレートファイルを編集して,テーブル削除用SQLファイルを作成します。テンプレートファイル内の変更個所と変更内容について次の表に示します。

    表6‒56 テンプレートファイル内の変更個所と変更内容

    変更個所

    変更対象

    変更内容

    HiRDB

    Oracle

    • 1行目

    • 2行目

    • 3行目

    • 4行目

    • 1行目

    • 2行目

    • 3行目

    • 4行目

    <APPLICATION_ID>

    使用するアプリケーションのアプリケーション識別子に変更してください。

    なし

    • 1行目

    • 2行目

    • 3行目

    • 4行目

    <SCHEMA_NAME>

    データベース接続ユーザのスキーマ名に変更してください。

  3. 作成したテーブル削除用SQLファイルを実行します。

    SQLファイルの実行には,HiRDBを使用する場合はSQL Executer,Oracleを使用する場合はSQL*Plusなどを使用してください。