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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


18.8.3 リロード時のクラスローダの構成

リロード時のクラスローダの構成は,ローカル呼び出し最適化の範囲によって異なります。ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応を次の表に示します。なお,クラスローダの構成については,「付録B クラスローダの構成」を参照してください。

表18‒11 ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応

項目

ejbserver.rmi.localinvocation.scopeキーの値

all

app

none

ローカル呼び出し最適化の範囲

同一J2EEサーバ内となります。

同一アプリケーション内となります。

範囲はありません。

クラスローダ構成

ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成になります。

デフォルトのクラスローダ構成になります。

デフォルトのクラスローダ構成になります。

注※ usrconf.propertiesに指定するキーです。

リロード機能では,ApplicationClassLoader以下,またはWebappClassLoader以下のクラスローダを入れ替えます。EJB-JARをリロードする場合,デフォルトのクラスローダ構成で,次のファイルをロードします。

EJB-JARをリロードするためにApplicationClassLoaderを入れ替える場合は,下位にあるWebappClassLoader,およびJasperLoaderも入れ替える必要があります。したがって,EJB-JAR,ライブラリJAR,参照ライブラリをリロードする場合は,WARを含めたリロードになります。