14.6 ManagedThreadFactoryの設定
アプリケーションサーバがデフォルトで登録する「java:comp/DefaultManagedThreadFactory」は，「concurrent/ __defaultManagedThreadFactory」というJNDI名であらかじめ定義されています。それ以外にユーザ定義のManagedThreadFactoryを作成する場合は，次に示すプロパティに，ルックアップに使用するJNDI名を半角コンマ区切りで指定します。
ejbserver.javaee.concurrent.managedThreadFactory.jndiNames
デフォルトで登録されているJNDI名「concurrent/__defaultManagedThreadFactory」および上記のプロパティでユーザが定義したJNDI名のManagedThreadFactoryに対して，ThreadFactoryのチューニングをするユーザプロパティを次の表に示します。
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プロパティ名 |
指定内容 |
デフォルト値 |
|---|---|---|
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ejbserver.javaee.concurrent.managedThreadFactory.<JNDI名>※.threadPriority |
生成したスレッドのPriorityを1〜10の範囲で指定します。 |
5 |
- 注※
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<JNDI名>は，「concurrent/__defaultManagedThreadFactory」またはユーザが定義したManagedThreadFactoryのJNDI名
ユーザプロパティの詳細は，マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.2.3 usrconf.properties（J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル）」を参照してください。