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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


3.6.1 DB Connectorによる接続の概要

データベースと接続する場合,リソースアダプタとしてDB Connectorを使用できます。DB Connectorは,JDBCを利用したデータベースアクセスをするためのリソースアダプタです。DB Connectorは,J2EEアプリケーションからコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceインタフェース)をルックアップして使用します。

DB Connectorによる接続の概要を次の図に示します。

図3‒16 DB Connectorによる接続の概要

[図データ]

DB Connectorでのデータベース接続では,JDBCドライバに,HiRDB Type4 JDBC Driver,Oracle JDBC Thin Driver,またはSQL ServerのJDBCドライバを使用します。

DB Connectorの設定の詳細については,「3.6.12 実行環境での設定(リソースアダプタでの設定)」,およびマニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4.2 データベースと接続するための設定」を参照してください。

また,データベース上のキューと接続する場合の接続方法については,「3.7 データベース上のキューとの接続」を参照してください。

注意事項

リソースアダプタを使用する場合,J2EEアプリケーションからリソースアダプタへのリファレンスを解決しておく必要があります。リソースアダプタを使用しているJ2EEアプリケーションをカスタマイズするときに,J2EEアプリケーションからリソースアダプタへのリファレンスを解決しておいてください。