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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


2.9.2 ラウンドロビン検索機能との併用

ラウンドロビン検索機能とネーミングサービスの障害検知機能を併用すると,一つの系で障害が発生したときに,障害が発生した系を容易に切り離しできます。

次に,ラウンドロビン検索機能とネーミングサービスの障害検知機能を併用した場合の通信について図で説明します。

図2‒14 ラウンドロビン検索機能とネーミングサービスの障害検知機能を併用した場合の通信

[図データ]

名前をルックアップした場合に特定のネーミングサービスに障害が発生していることを検知した場合,ラウンドロビン検索機能によって,通信可能なネーミングサービスへの通信に切り替えられます。