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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)


2.5.2 cosminexus.xmlでの定義

リファレンスマッピングの定義は,cosminexus.xmlの<ejb-jar>タグ内に指定します。

java:comp/envを使用する場合,参照元のアプリケーションでリファレンスマッピングを定義する必要があります。設定するタグは,設定対象になるEnterprise Beanの種類ごとに異なります。

cosminexus.xmlでのリファレンスマッピングの定義について次の表に示します。

表2‒14 cosminexus.xmlでのリファレンスマッピングの定義

項目

指定するタグ

設定内容

リソースへのリファレンスの解決

Session Beanの場合

<session>-<resource-ref>タグ

<session>-<resource-env-ref>タグ

Entity Beanの場合

<entity>-<resource-ref>タグ

<entity>-<resource-env-ref>タグ

Message-driven Beanの場合

<message-driven>-<resource-ref>タグ

<message-driven>-<resource-env-ref>タグ

  • <resource-ref>タグに,リソースの情報を設定します。

  • <resource-env-ref>タグに,リソース環境の情報を設定します。

指定するタグの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2.2.2 EJB-JAR属性の詳細」を参照してください。