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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム設計ガイド


7.16.5 スループットを向上させるチューニング

図7‒39 スループットを向上させるチューニングの流れ

[図データ]

スループットを向上させるためには,GCの発生回数を減らす必要があります。YoungGCやMixedGCは割り当てられたEden領域を使い切ると発生します。そこで,New領域を大きくすることでEden領域を大きくし,GCの発生回数を減らします。New領域を大きくするためには,-Xmxオプションまたは-XX:GCMaxPauseMillisオプションを用いてチューニングをします。

スループットを向上させるチューニングをしてもスループットが向上しない場合は,New領域のサイズがリサイズされる範囲の最大サイズに達していることが考えられます。ログのEden領域+Survivor領域の値の変化からリサイズがされているか確認してください。ログの確認方法の詳細については,「7.15.8 YoungGC」を参照してください。なお,スループットを向上させるチューニングをするとレスポンスが低下する場合があるため,チューニング後は性能の再検証をする必要があります。