csmmaildelusr(メールアダプタユーザ情報の削除)
形式
csmmaildelusr [-h] -user <ログインユーザ名> -f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
機能
メールアダプタアカウント定義ファイルに登録されているユーザ情報を削除します。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.5.1 ユーザ情報の管理」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザ名> 〜<半角英数字および半角記号>
削除したいユーザ名を指定します。使用できる文字は,半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)です。大文字と小文字は区別されます。使用できる半角記号を次に示します。
-
感嘆符(!)
-
ダブルクォーテーション(")
-
番号記号(#)
-
ドル記号($)
-
パーセント(%)
-
アンパサンド(&)
-
アポストロフィ(')
-
始め小括弧(()
-
終わり小括弧())
-
アスタリスク(*)
-
正符号(+)
-
コンマ(,)
-
ハイフン(-)
-
ピリオド(.)
-
スラッシュ(/)
-
コロン(:)
-
セミコロン(;)
-
左アングルブラケット(<)
-
右アングルブラケット(>)
-
等号(=)
-
クエスチョンマーク(?)
-
単価記号(@)
-
始め角括弧([)
-
終わり角括弧(])
-
円マーク(\)
-
アクサンシルコンフレックス(^)
-
アンダーバー(_)
-
アクサングラーブ(`)
-
始め波括弧({)
-
終わり波括弧(})
-
パイプライン(|)
-
波ダッシュ(~)
-f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
メールアダプタアカウント定義ファイルのパスを相対パス,または絶対パスで指定します。空白を含む場合は,オプション引数全体をダブルクォーテーション(")で囲みます。
入力例
メールアダプタアカウント定義ファイル「account.properties」に登録されているユーザ名「user2」のユーザ情報を削除する場合
csmmaildelusr -user user2 -f account.properties
ユーザ情報の削除コマンドの実行によって,メールアダプタアカウント定義ファイルの内容は次のように変更されます。
【コマンド実行前】
1: user1 2: user2 : :
【コマンド実行後】
1: user1 : :
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
-
メールアダプタアカウント定義ファイルは編集できません。
-
メールアダプタアカウント定義ファイルのユーザ情報が0個になってもメールアダプタアカウント定義ファイルは削除されません。
-
コマンドを実行する前に,コマンドを実行する管理者にだけ,メールアダプタアカウント定義ファイルに対する更新・参照のアクセス権を設定してください。