5.5.1 ユーザ情報の管理
ここでは,メールアダプタからメールサーバに接続するときの認証に必要なユーザ情報(ユーザ名およびパスワード)を管理する方法について説明しています。
ユーザ情報の管理には次の種類があります。
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ユーザ情報の追加および更新
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ユーザの削除
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ユーザの表示
(1) ユーザ情報を追加および更新する
運用環境でcsmmailaddusrコマンドを実行することで,ユーザ情報をメールアダプタアカウント定義ファイルに登録できます。また,csmmailaddusrコマンドで,すでに登録されているユーザのパスワードを変更することができます。
ユーザ情報を追加および更新する場合のコマンドの実行例を次に示します。
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ユーザ情報を追加する場合
csmmailaddusr -user <ログインユーザ名> -pass <ユーザのログインパスワード> -f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
複数のユーザを追加する場合は,ユーザの数だけコマンドを実行してください。
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ユーザのパスワードを変更する場合
csmmailaddusr -user <ログインユーザ名> -pass <変更後のユーザのログインパスワード> -r -f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
csmmailaddusrコマンドの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmmailaddusr(メールアダプタユーザ情報の登録/更新)」を参照してください。
(2) ユーザ情報を削除する
運用環境でcsmmaildelusrコマンドを実行することで,メールアダプタのユーザ情報をメールアダプタアカウント定義ファイルから削除できます。
ユーザ情報を削除する場合のコマンドの実行例を次に示します。
csmmaildelusr -user <ログインユーザ名> -f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
複数のユーザ情報を削除する場合は,ユーザの数だけコマンドを実行してください。
csmmaildelusrコマンドの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmmaildelusr(メールアダプタユーザ情報の削除)」を参照してください。
(3) ユーザ情報を表示する
運用環境でcsmmaillsusrコマンドを実行することで,メールアダプタアカウント定義ファイルに登録されたメールアダプタのユーザ情報を参照できます。
ユーザ情報を表示する場合のコマンドの実行例を次に示します。
csmmaillsusr -f <メールアダプタアカウント定義ファイルのパス>
csmmaillsusrコマンドの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmmaillsusr(メールアダプタユーザ情報の表示)」を参照してください。