cscfswrm(作業フォルダの削除)
形式
cscfswrm [-h] -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> {-csc <HCSCサーバ名>|-cluster <クラスタ名>} {-name <受付ID>|-all } [ -t <削除開始日時>|-d <日数>]
機能
受付単位で作業フォルダを削除します。
複数のファイルを削除する場合,エラーが発生したあとの処理は終了します。
ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4.20 作業フォルダを削除する」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-csc <HCSCサーバ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
HCSCサーバ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-cluster <クラスタ名> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
クラスタ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-name <受付ID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
受付IDを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-all
すべての作業フォルダを対象とします。
-t <削除開始日時>
指定した日時以前の作業フォルダを削除します(作業フォルダ内のファイルやフォルダも削除します)。なお,指定できる日時の形式は次の形式です。また,存在する日時を省略しないで14桁で指定してください。
- YYYYMMDDhhmmss
-
YYYY:西暦年(1970≦YYYY)
MM:月(01≦MM≦12)
DD:日(01≦DD≦31)
hh:時(00≦hh≦23)
mm:分(00≦mm≦59)
ss:秒(00≦ss≦59)
-d <日数> 〜<整数> ((0−365))
指定した日数より以前の作業フォルダ内のファイルを削除します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合,すべての作業フォルダを削除します。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
2 |
通信タイムアウトが発生しました。 |
3 |
排他エラーが発生しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意
-
作業フォルダが残り続けると,サブディレクトリ数がOSのファイルシステムの上限に達してリクエストが実行できなくなるおそれがあります。そのため,作業フォルダは定期的に削除してください。作業フォルダを削除するときは,ビジネスプロセスの実行期間などを考慮して削除開始日時および日数を決定してください。
-
コマンドを実行する前に,作業フォルダを管理する受付,およびその受付から呼び出されるビジネスプロセスを停止してください
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削除開始日時には,実行環境の日時を指定してください。
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コマンドを実行する前に,作業フォルダ以下に必要なディレクトリおよびファイルがないか確認してください。