csaftpuserls(FTPアダプタのユーザの表示)
形式
csaftpuserls [-h] { -f <FTPアダプタアカウント定義ファイルのパス> | -name <サービスID> }
機能
FTPアダプタアカウント定義ファイルに登録されているユーザを表示します。表示結果は標準出力に出力します。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4.14 FTPアダプタのユーザ情報を確認および変更する」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-f <FTPアダプタアカウント定義ファイルのパス>
FTPアダプタアカウント定義ファイルのパスを相対パス,または絶対パスで指定します。空白を含む場合は,オプション引数全体をダブルクォーテーション(")で囲みます。
-name <サービスID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
登録されているユーザを表示したいFTPアダプタのサービスIDを指定します。
表示形式
- (1)ユーザ認証情報が登録されている場合(-name指定なし)
-
1:ユーザID1=課金情報
2:ユーザID2
:
-nameオプションを指定しないで登録したユーザ認証情報を1行ずつ表示します。ユーザIDに対する課金情報が設定されている場合は,課金情報を表示します。
- (2)ユーザ認証情報が登録されていない場合(-name指定なし)
-
none
- (3)ユーザ認証情報が登録されている場合(-name指定あり)
-
1:ユーザID1=課金情報
2:ユーザID2
:
-nameオプションを指定して登録したユーザ認証情報を1行ずつ表示します。ユーザIDに対する課金情報が設定されている場合は,課金情報を表示します。
- (4)ユーザ認証情報が登録されていない場合(-name指定あり)
-
none
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
-
FTPアダプタアカウント定義ファイルは編集できません。
-
コマンドを実行する前に,運用コマンドを実行する管理者にだけ,FTPアダプタアカウント定義ファイルに対する更新・参照のアクセス権を設定してください。
-
-fオプションに「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\common\account.properties」を指定しないでください。