csaftpuserdel(FTPアダプタのユーザの削除)
形式
csaftpuserdel [-h] -user <ログインユーザID> { -f <FTPアダプタアカウント定義ファイルのパス> | -name <サービスID> }
機能
FTPアダプタアカウント定義ファイルに登録されているユーザを削除します。
このコマンドの使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.4.14 FTPアダプタのユーザ情報を確認および変更する」を参照してください。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字および半角記号> ((1−80文字))
削除したいユーザIDを指定します。使用できる文字は,半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)です。大文字と小文字は区別されます。使用できる半角記号を次に示します。
-
感嘆符(!)
-
ダブルクォーテーション(")
-
番号記号(#)
-
ドル記号($)
-
パーセント(%)
-
アンパサンド(&)
-
アポストロフィ(')
-
始め小括弧(()
-
終わり小括弧())
-
アスタリスク(*)
-
正符号(+)
-
コンマ(,)
-
ハイフン(-)
-
ピリオド(.)
-
スラッシュ(/)
-
コロン(:)
-
セミコロン(;)
-
左アングルブラケット(<)
-
右アングルブラケット(>)
-
等号(=)
-
クエスチョンマーク(?)
-
単価記号(@)
-
始め角括弧([)
-
終わり角括弧(])
-
円マーク(\)
-
アクサンシルコンフレックス(^)
-
アンダーバー(_)
-
アクサングラーブ(`)
-
始め波括弧({)
-
終わり波括弧(})
-
パイプライン(|)
-
波ダッシュ(~)
-f <FTPアダプタアカウント定義ファイルのパス>
FTPアダプタアカウント定義ファイルのパスを相対パス,または絶対パスで指定します。空白を含む場合は,オプション引数全体をダブルクォーテーション(")で囲みます。
-name <サービスID> 〜<半角英数字およびアンダーバー(_)> ((1−8文字))
FTPアダプタのサービスIDを指定します。ユーザの登録で-nameオプションを指定していない場合,このオプションではなく-fオプションを使用してください。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了しました。 |
1 |
コマンドが異常終了しました。 |
9 |
実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
注意事項
-
FTPアダプタアカウント定義ファイルは編集できません。
-
FTPアダプタアカウント定義ファイルのユーザ認証情報が0個になってもFTPアダプタアカウント定義ファイルは削除されません。
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コマンドを実行する前に,運用コマンドを実行する管理者にだけ,FTPアダプタアカウント定義ファイルに対する更新・参照のアクセス権を設定してください。
-
コマンドの実行内容(ユーザの削除)は,FTPアダプタの開始後に有効となります。また,FTPアダプタが開始している状態でコマンドを実行した場合,コマンドの実行内容(ユーザの削除)は,次にFTPアダプタを開始したあとに有効となります。
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FTPアダプタアカウント定義ファイルは,コマンド実行中のファイルの入出力エラー(ディスクフルなど)によって壊れるおそれがあります。定期的にバックアップを取得してください。
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-fオプションに「<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\common\account.properties」を指定しないでください。