付録J.4 旧バージョンからの仕様変更の一覧
09-71からサービスプラットフォーム 11-10までの仕様変更を示します。
- 〈この項の構成〉
(1) ログの出力先に関する仕様変更
- 変更内容
-
次に示すHCSCコンポーネントのログ出力先が変更されました。
表J‒1 ログ出力先の変更 分類
変更の概要
参照個所
TP1アダプタ
次に示すログの出力先を変更した。
-
例外ログ
-
メソッドトレース
-
データトレース
Object Accessアダプタ
次に示すログの出力先を変更した。
-
例外ログ
-
メソッドトレース
-
データトレース
Message Queueアダプタ
次に示すログの出力先を変更した。
-
例外ログ
-
メソッドトレース
-
データトレース
FTPインバウンドアダプタ
次に示すログの出力先を変更した。
-
メッセージログ
-
保守用ログ
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FTPプロトコルトレース
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転送履歴ログ
-
リソースアダプタ間共通ログ
FTPアダプタ
次に示すログの出力先を変更した。
-
FTPプロトコルトレース
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- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
表「ログ出力先の変更」に示すログの出力先として,移行前に有効になっていたログ出力先を指定してください。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
項目「互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業」に示す作業を実施しないと,表「ログ出力先の変更」に示すログ出力先が変更されます。
(2) ユーザ定義受付に関する仕様変更
- 変更内容
-
任意のビジネスプロセスを呼び出せるユーザ定義受付を追加しました。それにあわせて,09-87までのユーザ定義受付の呼称を変更しました。
これによって,ユーザ定義受付の呼称は次のようになります。
-
ユーザ定義受付(呼出先固定) …09-87までのユーザ定義受付
-
ユーザ定義受付(呼出先選択) …11-00で追加
製品およびマニュアルでは,この2つの総称として「ユーザ定義受付」を使用しています。
-
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
既存の業務アプリケーションの動作に影響はありません。
(3) サービスアダプタ定義画面の基本画面に関する仕様変更
- 変更内容
-
サービスアダプタ定義画面の基本画面から,項目「フォーマットID」を削除しました。フォーマットIDは,サービスアダプタ定義画面の保存時に自動的に一意なIDが採番されるようになります。
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
なし。
(4) メッセージテキストKEOS52272-Iに関する仕様変更
- 変更内容
-
メッセージKEOS52272-Iに,セットアップしたSOAPモード(SOAP1.1モード,またはSOAP1.1/1.2併用モード)を出力するようにしました。
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
なし。
(5) TP1アダプタの障害対策に関する仕様変更
- 変更内容
-
TP1アダプタのトレースファイルへTP1/Client/Jのデータトレースを出力しないように変更しました。
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
TP1アダプタ実行環境プロパティファイルとTP1アダプタ通信構成定義ファイルに,次に示す定義がある場合に影響があります。
- TP1アダプタ実行環境プロパティファイル
trace.level=20
- TP1アダプタ通信構成定義ファイル
-
<connect_mode>の要素の値にRAPを指定
<active_mode>の要素を省略,または要素の値にSTANDを指定
- 移行する場合に必要な条件
-
マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「付録A.3 TP1/Client/Jの障害対策」を参照し,TP1/Client/Jのトラブルシュート機能を使用して,TP1/Client/Jのデータトレースを取得してください。
(6) 非推奨とする機能に関する仕様変更
- 変更内容
-
使用頻度の低い機能を非推奨としました。非推奨にする機能と代替機能を次に示します。
(a) 電文履歴の管理機能
非推奨とする機能 |
代替機能 |
---|---|
|
ユーザ電文トレース機能 |
(b) HCSCサーバの状態表示
非推奨とする機能 |
代替機能 |
---|---|
csmlsstateコマンド |
|
(c) HCSCサーバのロケーション情報表示機能
非推奨とする機能 |
代替機能 |
---|---|
|
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- 互換性を重視したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 推奨機能を使用したシステムへ移行する場合に必要な作業
-
作業はありません。
- 影響を受けるもの
-
なし。