5.4.9 HCSCコンポーネントの情報を確認する
実行環境に配備済みの次のHCSCコンポーネントの情報を確認する方法について説明します。
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FTPアダプタ
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ファイル操作アダプタ
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ビジネスプロセス
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FTP受付
HCSCコンポーネントの情報を確認するには,cscstatus(状態表示)コマンドまたはcscutil(各種操作)コマンドを実行します。
cscstatusコマンドおよびcscutilコマンドは運用環境から実行できます。
コマンドごとに確認方法を説明します。
(1) cscstatusコマンドで情報を確認する場合
cscstatusコマンドで情報を確認する場合,-cscオプションと-typeオプションを指定して実行します。-typeオプションには「compo」を指定します。
HCSCコンポーネントの情報を確認する場合の実行形式を次に示します。
cscstatus -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -type compo
詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscstatus(状態表示)」を参照してください。
(2) cscutilコマンドで情報を確認する場合
cscutilコマンドで情報を確認する場合,-targetオプションにcompoを,また-operationオプションにget_bp_infoを指定して実行します。
cscutilコマンドの実行形式は,プロパティ定義ファイルを使用するかどうかによって異なります。
(a) プロパティ定義ファイルを使用しない場合
-propsオプションにHCSCサーバ名およびビジネスプロセスのサービスIDを指定します。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target compo -operation get_bp_info -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>, AdapterName=<ビジネスプロセスのサービスID>"
詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
- 参考
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cscutilコマンドに指定するManager名,HCSCサーバ名およびビジネスプロセスのサービスIDは,cscreplsコマンドで確認できます。詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscrepls(リポジトリ情報の表示)」を参照してください。
(b) プロパティ定義ファイルを使用する場合
-propfileオプションにプロパティ定義ファイル名を指定します。プロパティ定義ファイルは,J2SEのプロパティファイル形式であらかじめ作成しておく必要があります。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target compo -operation get_bp_info -propfile <プロパティ定義ファイル名>
詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
- 注意事項
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配備されていないビジネスプロセスの情報を取得した場合,nullという文字列が表示されます。
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ビジネスプロセスのサービスIDを指定しないでcscutilコマンドを実行すると,HCSCサーバが管理しているすべてのビジネスプロセスの情報が出力されます。
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