4.6.2 コンポーネント単位のリポジトリの削除
コンポーネントインポート機能では,コンポーネント情報がリポジトリ内で重複しているとインポートに失敗するため,重複するHCSCコンポーネントを事前に削除する必要があります。
コンポーネント単位のリポジトリを削除するには,cscrepctlコマンドに-deleteオプションを指定して実行します。これによって,HCSCコンポーネントが公開されているかどうかに関係なく,運用環境から削除されます。
cscrepctlコマンドで,リポジトリをコンポーネント単位で削除する例を次に示します。この例では,HCSC-ManagerのユーザIDとパスワードはHCSC-Managerコマンド共通定義ファイルに定義していることを前提としています。
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コマンド実行例1
cscrepctlコマンドを利用して,運用環境のリポジトリからサービスID「1」のHCSCコンポーネントを削除します。
cscrepctl -delete -name 1
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コマンド実行例2
運用環境のリポジトリにあるHCSCコンポーネントのうち,HCSCコンポーネント指定ファイル「hcsccomponent.txt」※に指定されているHCSCコンポーネントを一括で削除します。
cscrepctl -delete -namelist hcsccomponent.txt
- 注※
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HCSCコンポーネント指定ファイルについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.5 HCSCコンポーネント指定ファイル」を参照してください。
cscrepctlコマンドについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscrepctl(インポート/エクスポート)」を参照してください。