3.1.1 システムのセットアップの流れ
システムのセットアップの流れについて,次の図に示します。なお,本番環境の簡易セットアップ機能を利用してシステムをセットアップする場合は,「3.5 本番環境の簡易セットアップ」を参照してください。
- 注※
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これらの作業を一括して実行することもできます。その場合,HCSCコンポーネントの配備の前にはHCSCコンポーネントのパッケージングおよび配備定義が,配備のあとにはHCSCコンポーネントの開始が実行されます。
ただし,一括実行は,システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象としています。詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「8.5 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する処理の一括実行」を参照してください。
図中の各工程について,以降の項で説明します。
- 注意事項
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サービスアダプタの配備,ビジネスプロセスの配備,ユーザ定義受付の配備の前に,リポジトリをインポートして,リポジトリを最新の状態にしてください。
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運用時の処理の流れや障害発生時の対策によっては,運用開始前に必要な設定があります。詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2.7.1 TP1から非同期の標準受付を使ったHCSCサーバのサービス部品の呼び出し」,およびこのマニュアルの「7. 障害対策」を参照してください。
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UNIXの場合でComponent Container管理者を変更しているときは,Service Coordinator管理者を同一にしてください。詳細については,「付録A Service Coordinator管理者の変更方法(UNIXの場合)」を参照してください。
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