2.5.1 HTTP受付の定義の流れ
HTTP受付の定義の流れを次に示します。
HTTP受付を定義する場合の作業について次に説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ビジネスプロセスの定義
ビジネスプロセス追加用のウィザードおよび定義済みのビジネスプロセスを利用して,ビジネスプロセスを追加します。追加したビジネスプロセスは,ビジネスプロセス定義画面で定義します。ビジネスプロセスの定義の詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5. ビジネスプロセスの定義」を参照してください。
また,ビジネスプロセスからサービス部品を呼び出す場合,サービスアダプタを定義する必要があります。サービスアダプタの定義の詳細は,「3. サービスアダプタの定義」を参照してください。
(2) HTTP受付の電文フォーマットの作成
HTTP受付で使用する要求電文フォーマットおよび応答電文フォーマットを作成します。
電文フォーマットの作成方法については,「2.5.2 HTTP受付の電文フォーマットを作成する」を参照してください。
(3) HTTP受付の定義ファイルの作成
HTTP受付で使用する定義ファイルを作成します。作成した定義ファイルはリポジトリに反映されます。
HTTP受付で使用する定義ファイルの作成方法については,「2.5.3 HTTP受付の定義ファイルを作成する」を参照してください。
(4) HTTP受付の追加
ツリービューのサービス定義一覧でHTTP受付を追加し,内容を定義します。
特定のビジネスプロセスを呼び出すか,または呼び出しサービス選択機能で呼び出すビジネスプロセスを選択するかで,HTTP受付を定義する手順が異なります。
特定のビジネスプロセスを呼び出すHTTP受付の追加および定義手順については,「2.5.4 HTTP受付を追加する」を参照してください。
呼び出すビジネスプロセスを選択するHTTP受付の追加および定義手順については,「付録K ユーザ定義受付(呼出先選択)の定義」を参照してください。
(5) HTTP受付の保存
追加・定義済みのHTTP受付を保存します。HTTP受付の保存手順については,「2.10 ユーザ定義受付の保存」を参照してください。
(6) アクティビティの設定
HTTP受付の要求電文/応答電文フォーマット用のボディ変数とヘッダ変数をビジネスプロセスのアクティビティに設定します。
アクティビティの設定方法については,「2.5.5 アクティビティを設定する」を参照してください。
(7) データ変換(マッピング)の定義
電文のやり取りでデータ変換が必要な場合は,データ変換を定義します。データ変換の定義方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「7. データ変換の定義」を参照してください。
HTTP受付を使用する場合のマッピングの例は,「付録F HTTP受付を利用したビジネスプロセスの設定例」を参照してください。