2.5.4 HTTP受付を追加する
HTTP受付を新規に追加する場合,特定のビジネスプロセスを呼び出すか,または呼び出しサービス選択機能で呼び出すビジネスプロセスを選択するかで,HTTP受付を追加する手順が異なります。
ここでは,呼び出しサービス選択機能を使用しないで,特定のビジネスプロセスを呼び出す手順について説明します。
呼び出すビジネスプロセスを選択してHTTP受付を追加する手順については,「付録K ユーザ定義受付(呼出先選択)の定義」を参照してください。
特定のビジネスプロセスを呼び出すHTTP受付を新規に追加する手順を次に示します。
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Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[ビューの表示]−[その他]を選択します。
[ビューの表示]ダイアログが表示されます。
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[HCSC-Definer]−[HCSCTE ビュー]を選択し,[開く]ボタンをクリックします。
ツリービューにサービス定義一覧が表示されます。
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ツリービューのビジネスプロセスで右クリックして[ユーザ定義受付(呼出先固定)追加]を選択します。
受付種別選択ウィザードが表示されます。
-
受付種別のドロップダウンリストから「HTTP受付」を選択します。
[次へ]ボタンをクリックすると,HTTP受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。
-
[受付名]を指定します。
HTTP受付の名称を1〜40バイトで指定します。
-
[終了]ボタンをクリックします。
[終了]ボタンをクリックすると,必要なファイルが作成され,リポジトリに保存されます。ユーザ定義受付定義画面(基本)が表示されます。
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HTTP受付の定義情報を設定します。
HTTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒19 HTTP受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付情報
受付名
設定した受付名が表示されます。
◎
受付ID
受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。
◎
デフォルトオペレーション名
デフォルトで呼び出すオペレーションを選択します。
◎
オペレーション
任意のオペレーション名を指定します。
◎
オペレーション情報
通信モデル
「同期」を設定します。
◎
要求電文
[any型を使う]チェックボックス
チェックしません。
−
受付
電文フォーマット
urecp_http_body_request.xsd※を指定します。
◎
サービス部品
[使う]チェックボックス
チェックしません。
−
応答電文
[any型を使う]チェックボックス
チェックしません。
−
受付
電文フォーマット
-
応答電文(ボディ)を無視する設定の場合
任意の電文フォーマットを指定します。サービスプラットフォームが提供するurecp_http_dummy_body_response.xsd※の利用を推奨します。
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応答電文(ボディ)を無視しない設定の場合
「2.5.2(3)(b) 応答電文フォーマット(ボディ変数用)(HTTP受付用)の作成」で作成したurecp_http_body_response.xsdを指定します。
◎
サービス部品
[使う]チェックボックス
チェックしません。
−
上記以外のユーザ定義受付定義画面の設定項目については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.5 ユーザ定義受付定義画面」を参照してください。
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ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。
ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。
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HTTP受付の定義情報を設定します。
HTTP受付の設定項目について次の表に示します。
表2‒20 HTTP受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目 分類
項目
設定内容
設定
ユーザ定義受付制御情報
独自定義ファイル
次の独自定義ファイルが設定されていることを確認します。
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cscurecphttp.properties※1
-
cscurecphttp_header.properties※2
ここに設定されているのはテンプレートファイルです。修正が必要な場合はファイルを選択して[編集]ボタンをクリックし,独自定義ファイルの内容を修正してください。
◎
EARファイル
次のEARファイルが設定されていることを確認します。
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cscmsg_urecp_http.ear※3
×
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