9.2.1 サービスリクエスタ(標準の同期受付(Webサービス))の作成手順(SOAP通信基盤)
標準の同期受付(Webサービス)にサービス部品の実行を要求し,サービス部品を呼び出すためのサービスリクエスタの作成手順を次に示します。
各工程の作業を次に示します。
(1) WSDLの取得
サービス部品を呼び出すHCSCサーバの同期受付(Webサービス)のインターフェース情報をWSDLから取得します。WSDLの取得については,「9.2.2 WSDLを取得する」を参照してください。
(2) スタブの生成
「(1) WSDLの取得」で取得したWSDLからスタブを生成します。スタブの生成については,「9.2.3 スタブを生成する」を参照してください。
(3) オブジェクトの生成
同期受付(Webサービス)のメソッドを呼び出すために,「(2) スタブの生成」で生成したスタブからオブジェクトを生成します。オブジェクトの生成については,「9.2.4 オブジェクトを生成する」を参照してください。
(4) パラメタの設定
同期受付(Webサービス)のメソッドの引数となるパラメタを設定します。パラメタの設定については,「9.2.5 パラメタを設定する」を参照してください。
(5) 要求電文の作成
サービス部品の実行を要求する要求電文を作成します。要求電文の作成については,「9.2.6 要求電文を作成する」を参照してください。
(6) 応答電文の取得
同期受付(Webサービス)から,サービス部品の実行要求に対する応答電文を取得します。応答電文の取得については,「9.2.7 応答電文を取得する」を参照してください。
(7) エラー情報の取得
要求先のサービス部品,HCSCサーバ,およびSOAPエンジンでエラーが発生した場合,エラー情報を取得し,その情報に従って対処します。エラー情報の取得については,「9.2.8 エラー情報を取得する」を参照してください。