3.6.3 待機アクティビティに関する多重度
待機アクティビティを使用する上で性能を考えた場合,待機アクティビティに関する多重度を見直す必要があります。
待機アクティビティで指定した時間に待機処理を解除するプロセスインスタンスが複数存在している場合で,そのプロセスインスタンスの数よりJ2EEサーバのTimerServiceでタイムアウトメソッドをコールバックする最大スレッド数が小さいときは,性能上のボトルネックになることがあります。このような場合,J2EEサーバの環境設定で,タイムアウトメソッドのコールバックの最大スレッド数を設定します。
TimerServiceでタイムアウトメソッドをコールバックする最大スレッド数は,運用管理ポータルの[論理サーバの環境設定]で設定します。EJBコンテナの設定画面を開き,「タイムアウトメソッドのコールバックの最大スレッド数」※の値を,ビジネスプロセスのインスタンス数に合わせて変更してください。設定方法の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「10.8.3 EJBコンテナの設定」を参照してください。
- 注※
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J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル(usrconf.properties)のejbserver.ejb.timerservice.maxCallbackThreadsキーに対応します。