14.10 プラガブルバッキングストア
旧バージョンのネーミングサービスでは,ネームスペース(つまりネーミングコンテキストとオブジェクト−名前のバインディングの集合)をメモリに保存し,変更できるすべてのオペレーションをネームスペースからロギングファイルへロギングしました。そして,前回のネームスペースを再生成するためにネーミングサービスを起動するときに,このフラットファイルを使用できました。
現在のネーミングサービスは,プラガブルバッキングストアを使用してネームスペースを維持します。ネームスペースがパーシステントかどうかは,どのようにバッキングストアを設定するか,つまりJDBCアダプタ,Java Naming and Directory Interface(LDAP用に認証されたJNDI),デフォルトのインメモリアダプタのどれを使用するかに左右されます。
- 〈この節の構成〉