付録A トラブルシュート
XML Security - Coreでアプリケーションを実行してトラブルが発生した場合,トラブルの原因を究明するために,製品のサポートサービスの障害窓口にトレース情報を提出する場合があります。トレースには,メソッドの呼び出しなど,トラブルの発生個所を特定するための情報が出力されます。
デフォルトでは,トレース情報は出力しないよう設定されています。そのため,トラブルが発生した場合は,トレース情報を出力するように設定をしてから再度処理を実行して,トラブルを再現してトレース情報を収集します。
ここでは,トレース情報を出力するための設定方法,およびトレースの収集方法について説明します。なお,ここで説明するトレース情報は,アプリケーションのデバッグには利用できないので,注意してください。
- 参考
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XML Security - Coreのトレースは,HNTRLibの共通形式(HNTR形式)で出力されるため,Managerのログエージェント機能を利用して,一括して管理できます。この一括管理を利用するには,ログエージェント設定ファイルの設定プロパティで,HNTR形式ログ収集プラグインを設定する必要があります。
ログエージェント設定ファイルの設定方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」を参照してください。ログエージェント設定ファイルの形式や設定プロパティなどの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
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