3.3.3 生成されるWSDLの例
次のJavaメソッドに対して,Java2WSDLコマンドを実行したときに生成されるWSDLの例を示します。
public UserData getUserData(String user_no);
(1) RPC/LITERALを指定した場合
WSDLのスタイルで「RPC」,use属性で「LITERAL」を指定した場合に生成されるWSDLの一部とSOAPメッセージの例を示します。
WSDLのoperation要素のname属性値が,SOAPメッセージのボディ直下の要素に対応します(図の(1))。WSDLのpart要素が,SOAPメッセージのオペレーション名を表す要素(<getUserData>)の子要素に対応します(図の(2))。
また,WSDLのbinding要素以下のstyle属性が"rpc",use属性が"literal"になります。
(2) RPC/ENCODEDを指定した場合
WSDLのスタイルで「RPC」,use属性で「ENCODED」を指定した場合に生成されるWSDLの一部とSOAPメッセージの例を示します。
WSDLのoperation要素のname属性値が,SOAPメッセージのボディ直下の要素に対応します(図の(1))。WSDLのpart要素が,SOAPメッセージのオペレーション名を表す要素(<getUserData>)の子要素に対応します(図の(2))。SOAPメッセージにはエンコード情報(xsi:type="xsd:string")が含まれます。
また,WSDLのbinding要素以下のstyle属性が"rpc",use属性が"encoded"になります。