getWSSElementProxy(実装クラスから生成)
クラス名:WSSElementProxyFactory
機能
受信したメッセージのセキュリティ項目操作クラスのインスタンスを生成します。このメソッドは,スタブまたはメッセージクラスから生成するメソッドとは異なり,SOAPアプリケーションの実装クラスでサービスのリクエストメッセージに含まれるセキュリティ項目を取得する際に使用します。SOAPアプリケーションの実装クラスでこのメソッドを呼び出すと,リクエストメッセージに含まれるセキュリティ項目を取得し,セキュリティ項目操作クラスを生成します。その後,このメソッドで取得したセキュリティ項目操作クラスのメソッドを呼び出すことで,セキュリティ項目を取得できます。
構文
public static WSSElementProxy[] getWSSElementProxy ( ) throws WSSException;
引数
ありません。
戻り値
セキュリティ項目操作クラスのインスタンス配列です。セキュリティ項目操作クラスが生成できない場合はnullを返します。
例外
- WSSException
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処理中に予測しない例外が発生した場合にスローされます。
注意事項
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このメソッドで取得するセキュリティ項目は,Webサービスセキュリティ機能が処理するセキュリティ項目です。
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戻り値であるセキュリティ項目クラスの配列の順序と,リクエストメッセージに含まれるセキュリティ項目の順序は必ずしも一致しません。